マルチコアCPU用の記事です。
BOTサーバーはSRCDSの他にもWEBやMumble、TVの録画などと兼用しています。 その為、他の処理にSRCDSのリソースを奪われないようにする必要があります。SRCDSはマルチコア非対応なので、SRCDSのインスタンス1つに1つのコアを専用で割り当て、その他の処理を残りのCPUでまかなうようにしたいと思います。タスクマネージャー上の「関係の設定」でも可能ですが起動のたびに設定するのは面倒なので、今回はBill2’s Process Managerという日本語対応のフリーソフトを利用しました。
Bill2’s Process Managerダウンロードページ
インストール中に「Available languages」内のJapaneseにチェックを入れると日本語化ができます。
インストール後BPMを起動し、画面左下の「Options」ボタン→新しく開いた画面左下のEnglishのプルダウンを日本語に変更。
「標準のルール」→「ルールのプロパティ」で、優先度の設定を「通常以下」、関係の設定にチェックをつけSRCDS以外で使用するCPUにチェックをつけます。BOTサーバーは4コアで、BOTサーバーとBETAサーバーを起動させていますので、ここではCPU1と2にのみチェックをつけます。例外リストはそのまま変更していません。
オプション設定を終了し、メインの画面でSRCDSを右クリックし、「このプロセスのルールを作成」を選択します。
ルールの作成は、インスタンス名かフルパスで指定できます。BOTサーバーとBETAサーバーで別々のコアに割り当てたいので今回はフルパスで指定します。
優先度の設定は「高」、関係の設定はCPU4に割り当てました。「ウィンドウを最小化またはプロセスを隠す」のタブも同様です。
BETAサーバーもCPUだけ3に割り当てて、後は同様に設定しました。
これで例外に設定されているプログラム以外は1と2で処理し、BETAサーバーは3、BOTサーバーは4と振り分ける事ができました。