Mumble設定(サーバー編)の続きです。(バージョン1.1.8についての記事です。)
Mumbleダウンロードサイトはこちら(サーバーもクライアントも同じです)
http://sourceforge.net/projects/mumble/
システムですが、VistaならWASAPI。XPならDirectSoundを選択しましょう。オーディオデバイスがASIO対応ならASIOで。未確認ですがXPの場合ASIO4ALLを挿してレイテンシー(音声遅延)を押さえる事ができるかも。ちなみにVistaはWASAPIが選択できればレイテンシー面ではASIO4ALLとほぼ同等と考えていいと思いますので必要ありません。
デバイスはデフォルトデバイスを選んだ場合は、コントロールパネルで既定に設定されているデバイスを自動的に選択します。ボイチャ専用のデバイスがある場合は選択してください。
まずコントロールパネルのサウンド設定画面の録音音量設定画面を開きます。大きな声で喋りながら、ギリギリ赤い区域にかからない最大ボリュームになるようにコンパネ側のスライダーで調節してください。(この画面のスライダーではありません。)この設定は音割れしない程度に最大音量を確保する為なのでゲーム中あまり大きな声で話さない人はそんなにムキになって大声出さないでもいいです。
その後小さな声で喋りながら画面のスライダーを調節し喋ってる間はギリギリ緑、喋っていない時は青のエリアに入るように調整してください。これもノイズゲートの範囲を決定する為なので結構大きな声で喋る人は逆にあんまりボソボソ声で調整しない方がいいです。
どのタイミングで他のユーザーに声を届けるかの設定です。「キー押下で有効化」に設定してマウスのサイドボタンなどを割り当てるか、「音声信号の大きさ」で自動的に検出する設定がオススメです。S/N比検出は一般的なヘッドセットでは設定しにくいと思います。
「音声信号の大きさ」を選択した場合はその下のスライダーの設定が必要です。上段のスライダーは音声認識ONとなる境目です。あまり小さいとキーボードのカチャカチャや生活雑音に反応してしまったり、逆に大きく設定すると声が小さいときに反応しなかったりするのでしっかり調整しましょう。
下段のスライダーは音声認識OFFとなる境目です。上段とほぼ同じかやや小さい程度でいいと思います。
最下段のスライダーは音声認識ONの状態から、音声認識OFFとなって実際に切れるまでの時間です。音声認識OFF以下になってから、このスライダー値の時間以内に再度音声認識OFF以上の音量を検知すれば音は途切れません。あまり短いと句読点の部分で切れ次の発声の最初が聞こえなかったりします。逆に長いと余計な雑音を拾います。これも声がきちんと全部聞こえる範囲でギリギリ短い時間に設定してください。
この辺の設定は後からオプションの設定で変更できます。実際に相手と試しながらベストな設定を見つけてください。画面上では音声ONならクチビルが赤くなります。
対応のゲームに限りますが、プレーヤーの位置とそのプレーヤーの声の聞こえる方向、距離を再現する事ができます。(要はゲーム内で、右にいるプレーヤーの声は右に聞こえ、遠くにいるプレーヤーの声は小さく聞こえます。)
ちなみにここのループバックをサーバーにすると、実際に相手が聞こえてる声と同じ声を聞くことができます。音量を調節や遅延の状況の確認に使えます。音質が悪い場合はレイテンシーを増やしてみましょう。また、ループバックをローカルにすると、動画キャプチャソフトなどで自分の声も動画に含めることができます。
このオーバーレイはフルスクリーンでゲームをしていてもユーザーの表示がされたり誰が喋ってるか光って教えてくれる便利な機能ですが、Killing Floorなどの一部のゲームに対応していません。その場合はチェックボックスを外しましょう。
ボイスチャットをする際はスピーカー&卓上マイクだとキーボードの音などいろいろな音を拾いすぎてうるさいです。またハウリング(スピーカーから出る音をマイクが拾い、その音がまたスピーカーから出て増幅し続ける事)も起こしやすいので是非ヘッドセットを使ってください。安いものは1000円程度からあります。選ぶ際は「ステレオであること」に注意してください。手元にボリューム調整やマイクのON/OFFスイッチのあるものが便利です。
いまはコレ使ってます。USB接続で5.1ch(L4Dとか迫力ヤバイ!)リモコン付きで値段もお手ごろ。オススメです。でも、頭の締め付けが強い(使ってるうちに良くなりますが)のとなんだか新車臭いのが欠点。あと、ものすごい音漏れしますので注意。
あと1000円前後だとこの辺オススメです。音質はそれなりですが、十分遊べます。